日本ホメオパシー協会

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新着情報

長堀 優 医師 ホリスティックウェビナー「見えない世界の科学が医療を変える 〜東洋哲学と西洋科学の統合〜」

2021-01-15

現代医学で不治の病の診断を受けたときに感じることは絶望のみですが、果たしてその絶望は事実なのでしょうか?西洋医学は善と悪を区別する「二元論」と位置付けられ、その論では「病気は悪いもの、死は敗北」という解釈になります。

これに対し東洋哲学は「善悪不二」の一元論とされ、悪があるから善があり、闇があるから光があるという解釈なのです。病気や死と向き合って初めて見えてくるものがある、つまり、実は視点を変えると、病になることでしか得ることのできなかった人生の宝があるのです。

その”気づき”が、貴方の治癒力のスイッチを押すこともあることを知っていただきたいと思います。今、こんな時代だからこそ、医療の面でも東洋と西洋の統合の時代に向かっている…。それを踏まえて、生かされていることへの感謝、愛・受容といった究極の健康法につながるのかもしれません。長堀優先生が多くの臨床経験から導き出したもの、それを余すことなく語っていただきます!

《演者からのメッセージ》
西洋的な二元論によれば、病気は悪いものであり、死は究極の敗北となります。そこに救いは一切ありません。しかし、地球に生を受けた以上、未来永劫生き続けることは出来ず、100%確実に死を迎えなければなりません。従って、西洋哲学に基づく現代の医学常識からすれば、誰もが敗北感とともに絶望的な思いで人生を終えることになるわけです。

しかし、病気になっても敢然と受け止め、葛藤を越えて、病を得てよかったと感じるようになったり、死を前にしても怯まず、自分がやりたいことを貫き前向きに生きる患者さんたちもいるのです。 私は、このような診療体験を通し、人間は、病気になったり死が近づいてはじめて、人生において真に大切なものに気づくことがあることを知ったのです。

東洋哲学は、まず死と対峙することを説きます。死を見つめるや、今生きていることは決して当たり前ではなく、奇跡であることに気づかされます。すると生かされていることに感謝するようになり、かけがえのないこの一瞬を心豊かに過ごさねばと決意するに至るのです。このような意識の変容は、病気を治癒に向かわせることすらあります。

西洋的二元論が医療を進めたことは間違いありませんが、私は、”善も悪も絶対的ではない”と教える東洋的な一元論も医療の現場に必要と考えるようになりました。このような東洋哲学をヒントに構築されたとされる量子論は、現在、死生観にも大きな影響を与えつつあるのです。

日時

2021年3月28日(日)
11:00〜12:00

参加方法

オンライン(ZOOM)

参加費

日本ホメオパシー協会会員:無料
非会員:1,500円

アーカイブ配信

お申込みいただいた全ての皆様に、録画した講演映像を配信いたします。
視聴期限は2021年4月末日となります。

講師

長堀 優(ながほり ゆたか)

プロフィール

一般財団法人 育生会横浜病院 院長/一般外科・消化器外科医として、がんや救急医療の現場での体験を重ねるにつれ、次第に身体を超えた命の存在を確信する。そして、物質主義・拝金主義が極まり、存亡の危機を迎えた現代社会に必要なものは、霊性に根差した生き方であるとの信念に基づき、講演や執筆活動を続けている。

日本臨床外科学会評議員、日本消化器外科学会指導医、日本医療催眠学会顧問、日本ホリスティック医学協会理事、日本ホメオパシー協会顧問。著書:『見えない世界の科学が医療を変える』『日本の目覚めは世界の夜明け』『日本の約束(矢作直樹、濁川孝志 共著)』他